エアコンのシェエ地図をすぐ思い浮かべられる人は少ない
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エアコンのシェア=市場占有率は普通の人はあまり気にしていないでしょう。
エアコンではなく、自動車ならば、トヨタがシェア一番であることは多くの人が知っていますよね。
おなじように、たとえば携帯デジタルプレーヤーならばiPod、タイヤならブリジストン、ビールならアサヒかキリン、ハンバーガーならマクドナルト…。
さて、それではエアコンのシェアは?
これがなかなかすぐには思い浮かびません。
いえ、それが普通です。
なぜかというと、それは、エアコンには普通の電化製品とちょっと違う事情もあるからです。
そもそもエアコンってなんだ?
エアコンはなんでしょう?
「なんでしょう?」という言い方も変ですが、つまりエアコンは通常、家電だと思われるわけです。
家電=家庭用電化製品ですよ。
それで思い浮かぶブランドは…松下電器産業(今はナショナルからパナソニックになりました)、それから? 東芝、シャープ、日立、三菱…。
そうすると、エアコンのトップシェアもその中にありそうじゃないですか。
ところが違うんです。
さて…ダイキン工業という会社を耳にしたことがあるでしょ。
実は、このダイキン工業が今やトップ。
2004年にはシェア16.5%を獲得しています。そればかりではありません。
業務用エアコンにいたっては42%という、ほとんど半分です。
まさに日本最大のエアコンメーカーと言えるでしょう。
エアコンは家電でもありますが、家電ではないエアコンも多いのです。
ひょっとしたらそちらのほうが多いかもしれません。
オフィスビルや店舗、工場や倉庫、公民館や庁舎…そういう場所に設置されるエアコンの数も膨大な数にのぼります。
そちらの世界で40%超のシェアはすごい数字だと思います。
似たようなことが、たとえば冷蔵庫なんかでもあります。
冷蔵庫…ご家庭で買うのはつまり家電ですから、きっとナショナルとか東芝、三菱、日立…などでしょう。
でも、たとえばあなたがお寿司屋さんへ行きます。そこで寿司ネタを冷やして置いてある機器は、たぶん…というか、
ほとんど、そういうブランドではないと思います。星崎精機とか三洋とか、家電センターではあんまり見かけないブランドが、そういうところでは強かったりします。
ダイキンが一位になった一因は「ぴちょんくん」
ダイキン工業…けっしてこれまで知名度は高くありませんでした。
それがどうして、家庭用エアコンでもシェアをのばしたのか。
テレビを見ていても、ことさらダイキンのCMが多いとは思えません。
そこで、知名度アップに貢献したと思われるのがイメージキャラクター「ぴちょんくん」です。
「うるるとさらら」というダイキンエアコンのシリーズがありますが、
この発売に際して「ぴちょんくん」がイメージキャラクターとして使用。すると、
ダイキンのルームエアコンの売り上げが伸び始めたというのです。
なかなか、こういうのも大切なのですね。