将棋の定石(定跡)とは?
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将棋には定石(定跡)があります。
囲碁にも定石があり、オセロにも定石があり、チェスにも定石があります。
そして、もちろん将棋にも定石はあります(なお、将棋とチェスば場合は、定石⇒定跡という表記が用いられる場合が多いです)。
定石とは、定型的な言い方をすれば、「お互いに最善と思われる手順」ということです。
「最善の手順」とはそんなに選択肢が多いわけではありません。
とくに序盤戦においては、ほとんど誰が指しても同じような差し手になるケースは少なくありません。
これらは長い将棋の歴史の中で、積み重ねられ、研究されつくして明らかになっている「最善の手順」だからです。
将棋にはどんな定石(定跡)があるの?
将棋にはさまざまな戦法があります。
飛車は振るのか、居飛車のままか?
王の守りは囲いか?矢倉か?
それぞれの戦い方に応じて定石・定跡が存在します。
たとえば、居飛車のままで戦うと決めたならば飛車道を伸ばし、銀を前線へと運び、機動的に使います。
王の守りは自然と矢倉になります。
飛車を横に振ると決めたならば、四間飛車、中飛車などがあります。
その場合の王の守りは美濃囲いが普通でしょう。
それらはさまざま、…それこそ無限にある手順の連鎖の中で、ある目的に応じた最善手の連なり…それが定石・定跡なのです。
将棋の定石・定跡はどこで手にいれる?
将棋の定石・定跡はどこで手に入れたらよいのでしょう。
もし、あなたに無限に近い寿命があり、ありとあらゆる失敗(将棋でのです)を経験して積み重ねられるとしたら、ひょっとしてあなたにも定石(定跡)を編み出せるかもしれません。
しかし、それは不可能でしょう。
そのかわり、わたしたちには先人たちが残してくれた遺産があります。
棋譜などとして残された戦いの手順はさまざまな叡智によって解析され、また新しい棋譜を作りました。
それらを分かりやすく解説してくれる将棋の本は、それこそ定石(定跡)の宝庫です。
ちょっと昔ならば大山康晴や中原誠、加藤一二三などがそれぞれの個性をも表現した将棋の戦術マニュアルを書籍にしています。
また、比較的新しい世代、 羽生善治、佐藤康光、先崎学なども本を出しています。
それぞれが得意とする戦法や戦術があるので、自分が好きな戦法から選んでもよいでしょう。
ただ、どんな戦術のマスターを試みるにせよ、最初は「棒銀」+「矢倉」の定石(定跡)は覚えておいて損はないと思われます。
また、最近ではインターネットでも数多くの定石(定跡)と呼ばれる手順が公開されています。
さらに、最新の棋譜なども見られる場合があります。
そういうサイトを利用するのも手ですね。
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