マルタン・マンジェラは「封印を破りし者」? アンチ・モードが目指すものとは…

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マルジェラ…マルタン・マルジェラ(Martin Margiela )はベルギー生まれのデザイナー。
1988年の10月、「マルタン・マルジェラ」というブランドでパリコレクションでデビューしました。
マルタン・マルジェラのコレクションは、「常識を壊す」ということから「デストロイ・コレクション」と呼ばれていたそうです。
マルタン・マルジェラが壊してきたものは、たとえば
「モード」そのものが持つ優雅なイメージ。
「モード」そのものが持つきらびやかなイメージ。
そして生まれたのは
「着古したジーンズに白ペンキでペイント」
「軍用ウエアの払い下げ品のリメイク」
…それのデザインは「貧困者風」という意味で「ポペリズム」と呼ばれ
その志向する方向は、あきらかにそれまでの「モード」に対する反逆…
すなわち「アンチ・モード」でした。

その方向性は、たとえばマルタン・マンジェラの日本版ホームページにも現われています。
ページを開くと、いきなり目に入るのは白地にアラートボックス。
「間違えたかな?」
と思ってよく見ると

「メゾンマルタンマンジェラへようこそ。
 このサイトは作成中ではありません。」

と書いてあります。
そして「入口」をクリックすると
サーバーの中身に直接アクセスしてしまったような
「デザインしていないデザイン」にデザインされています。

マルタン・マンジェラは、ウエブ表現でも常識を覆す「デストロイヤー」でした。

マルタン・マンジェラ、コレクションの様子

マルタン・マンジェラがデビューを果たしたのはパリコレクションのレディス部門。
今では男性用のウエアも多数リリースしていますが
印象としては女性のためのコレクション、女性のためのワードローブや靴、
女性のためのアクセサリーコレクションのほうが特徴的な気がします。
コレクションショーの内容はマルタン・マンジェラの公式ホームページの中で
ビデオ動画として見ることができますが、
「デストロイヤー」と呼ばれる「創作者」の仕事を実感することができます。
私がみたマルタン・マンジェラコレクションの動画では、女性モデルが全員、目を隠して登場していました。
この演出がなにを意味するか私には理解できませんが、
「自分がオリジナルである」という意思は強烈に感じました。

マルタン・マンジェラを選ぶ人は、そういう意味で、着る人自身も
「自分がオリジナルである」という意思を持っているのだと思います。

マルタン・マンジェラ人気のラインは

マルタン・マンジェラ人気のアイテムは、ネックレス、リングなどのアクセサリーコレクション、
財布やバッグ、サングラスといった小物、
ブーツやスニーカーといったシューズ類、
そして、もちろんtシャツ、ジャケット、パンツといったウエア類です。

マルタン・マンジェラの製品は、特定のショップだけでなく
比較的ネットなどでも入手が可能なブランドです。

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マルタン・マンジェラはデストロイヤー

商品にみずからのブランド名の表記をしない異色のブランド「マンジェラ」。マルタン・マンジェラの「既存のモードを覆す」という「デストロイスタイル」は随所に見ることができます。そしてマルタン・マンジェラのすごいところは、それがどこまでもどこまでも一貫していることです。そのスタイルに共感する感性だけが身につけることを許されるのかもしれません。