マルジェラのTシャツコレクションにはブランドタグがついていない
スポンサードリンク
マルタン・マルジェラは、既成のモードを壊す前衛的なデザインでシーンを席捲したデザイナーです。
ダボダボのパンツや穴のあいたウエア、リメイクされた古着など、今では当たり前に感じる着こなしも
マルジェラの前衛的試みのおかげで認知されたといわれ、
Tシャツやジャケットなどのウエア以外にも、スニーカーや財布、ライダース、リングやネックレスなどの作品も人気を集めています。
マンジェラのTシャツですが、そこには通常のブランド品のように、マンジェラブランドのブランドタグがついていません。
これは、マンジェラのすべての作品に言えることですが、彼は、自らのブランドタグをつけようとしないのです。
これも「既成のモード」に対する反逆のひとつかもしれません。
「マンジェラ」というブランタグの代わりに、何やら数字の記されたタグ、というか白い布が襟についています。
ここに書いてある数字に意味があって、その作品がどういうコレクションのラインナップに属するかがわかるのです。
それは、以下のようなものです。
*********************
「0」⇒手仕事でフォルムをつくり直した女性用の服
「0 10」⇒手仕事でフォルムをつくり直した男性用の服
「1」⇒女性のためのコレクション
「4」⇒女性のためのワードローブ
「10」⇒男性のためのコレクション
「14」⇒男性のためのワードローブ
「11」⇒女性と男性のためのアクセサリーコレクション
「22」⇒女性と男性のための靴のコレクション
「13」⇒オブジェ、または出版物
「MM6」⇒♀のための服
*********************
どういう素性のコレクションかわからなくても、タグ(?)を見れば、それがわかるという寸法です。
マルジェラのエイズTシャツ
マルジェラのTシャツデザインコレクションはどれも斬新でしかも魅力的なものですが
なかでも異色を放っているのがエイズTシャツではないでしょうか。
Tシャツにはエイズ撲滅を訴えるメッセージがプリントされているのですが
収益金の一部がAIDS撲滅のために使用されているということで
一般的に「エイズTシャツ」と呼ばれるようになりました。
この企画は単発ではなく、毎年、毎期、シャツのボディカラーと文字のプリントカラーを変えて
リリースされています。
エリはXネックです。
毎回、違った「エイズTシャツ」になるので、シャツだけのコレクターもいるほどです。
これを購入することで、間接的にエイズ撲滅を支援することができるわけで
ちょっと「いいことした」気分もあじわえます。
工場は毎回ちがっているようで、モデルによってイタリア製だったりアフリカ製だったりするようです。
製品の性格上、ある程度数量を作っているのか、ネットオークションやアウトレットなどで見かけることもあります。