将棋の戦術にはゲームの本質が…
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将棋の戦術にはさまざまな種類があります。
そして、そのすべての戦術は「攻める」ことが基本である…と思われます。
なぜなら、それが将棋というゲームの本質だからです。
将棋というゲームの本質を考えてみましょう。
将棋は、「相手の王をとった者」が勝者になるゲームです。
けっして、「自分の王を守った者」が勝つゲームではないのです。
この本質から考えたとき、「勝つ」ためには、「相手の王をどうやってとるか」=「どうやって攻めるか」が最大のテーマなのです。
そして、「自分の王をどう守るか」は、とても極端な言い方をすれば、その「附録」でしかありません。
「守り」は、「相手の王をとるまでの間」だけ、「しのげ」ばいいだけで、けっして将棋というゲームの目的ではないのです。
ですから、将棋の戦術はすべて「どう攻めるか」が基本にあると考えます。
では、たとえばどんな攻め方があるのでしょう。
ポピュラーな戦術からいえば…、居飛車(飛車の筋を動かさない)で攻めるならば棒銀、二枚銀など。
そして、飛車の筋を横に振る振り飛車戦法を使うとしたら、四間飛車、三間飛車、中飛車など。
これに相手の動きも加わり、お互いに飛車を振る「相振り飛車」になると、それはそれで応用戦術がいろいろあります。
将棋の戦術・序盤、中盤、終盤
序盤戦における戦術…、これは、「どう攻めるか」を選ぶことからはじまります。
さまざまな攻め手からナニかを選択するわけですが、最初の一手は、角道を開けるか、飛車の頭の歩をつくかの二者択一くらいでしょう。
「飛車の頭の歩を前に進める」のであれば、多くの場合は「居飛車戦法を選択した」ということになります。
角道を開ける第一手の場合、まだ「居飛車」なのか「振り飛車」なのかわかりません。
どちらでもできる一手です。
ですから、多くの場合の第一手は、「お互いに角道を開けること」だったりします。
中盤戦における戦術…この時点では、お互いの「駒組み」は済み、ファーストコンタクトが入っています。
どちらかがどちらかの駒を奪い、「駒得」と「位置の取り合い」のせめぎあいがはじまります。
「殴り合い」「斬り合い」が始まるのです。
ここで、は戦術とともに、相手の意表をついたり驚かせたり、指し手の個性が表出する場面でもあります。
たとえば「肉を斬らせて骨を断つ」戦法を好む人もいたり、「ほころびを修復してから攻め手に臨む」という人もいたり…。
そして終盤戦。ここでは、相手の王将をとりにいく場面です。
多くの場合は「皮一枚でどちらが速いか」というスピードが大切になるので、速さ優先の戦術が大切になります。
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